水生生物で川の汚れ具合がわかる!?

きょうこの活動日記・・2 身近な川を見守る

12月4日(月)野川で「川の調査」をしました。
日差しが暖かく、青空に色づいた木々の葉が映える日でした。
場所は、武蔵野市場のそば、中央高速道と野川が交差した所から上流に200m位の地点です。
気温8度に対して水温は13度と高く、それは野川の源流が地下水の湧き水だからです。少し上流で工事をしているため、水は濁っていましたが水量は多く、以前に見た渇水時とはまったく違う川のようでした。
 川の中に入り中央の川底の石を足で動かし、流れてくる水生生物を網で受けてみましたが、何も入っていませんでした。それで、川岸に生えている水草の根元付近を網ですくってみると、たくさんのヌカエビ、お尻の3本のひげに黒い斑点のあるサホコカゲロウの幼虫、丸くて平べったいヒラタドロムシ、伸び縮みして移動するヒルなどが入っていました。残念ながらこれらは、少し汚れた水、または汚い水の指標生物です。
★しかし、冬の川の中にこんなに生物がいるとは驚きでした。
 そして、やはり水草のあるところに多く生息しているのをみて、コンクリートで護岸されてしまうと生物の住めない川になってしまう事が理解できました。 

 私たちが調査しているすぐそばまでキセキレイがきて、独特の尾羽を上下するしぐさで川の中の石から石へ飛び移っていました。渓流の宝石といわれるカワセミも時々見られるそうです。 
 色鮮やかな鯉が何匹もゆうゆうと泳いでるのを見たことがありますが、もともと野川にいたものではなく、モツゴやめだかなどの在来種を食べてしまい、野川本来の生態系を壊しているそうです。これも人為的な環境破壊なんですね。
 
 でも、野川の自然を愛し、守ろうと活動されている方たちもいます。この運動が広がって野川がいつまでも、湧水が流れるきれいな川で、子供たちが泳げる川になったらすてきですね。