「六ヶ所村ラプソディー」という映画を観ました。

活動日記:25  アースデイin調布の映画会  


5/12(土)アースディがあり、その一環で調布市市民会館「たづくり映像シアター」で、六ヶ所村ラプソディーという映画が上映されました。

◆青森県の六ヶ所村に、2004年、使用済み核燃料再処理工場が建設され、現在、来年の本格稼動に向けて、テスト運転されています。
 この映画は、鎌仲ひとみさんという女性の監督が作っていて、国のエネルギー政策に翻弄されるこの小さな村の人たちや、科学者、既に事故が起きて閉鎖されるイギリスの再処理工場の周辺の人たちなどの声や生活を映し出す事で、いま現実になにが起きているのか、私たちはどんな未来を選択しようとしているのかを問いかけてきます。
 この再処理工場が本格稼動すると、空気中に原発の2000倍もの放射性物質を含んだ気体が放出され、海には2日に1回、600トンもの放射性物質入りの廃水が流されます
 
 日本国政府側は自然界で拡散されるから安全だと主張していますが、既にあるイギリスのセラフィールド再処理工場の周辺では、小児白血病が標準の10倍になり、排出された放射性物質が海泥にたまって環境を汚染し続け、エビ、ロブスター、海草に高濃度に放射性物質が濃縮されているそうです。このイギリスの再処理工場は事故を起こし閉鎖に追い込まれ、英国では原発を止める方向に進んでいます。
 
 私自身、この映画を観るまでは核は危険なものと思っていましたが、こんな現実があることは知りませんでした。

 現在フランスでは55基の原発があり、国内の85%の電力をまかなっていますが、日本は52基で30%。『ということは、3割の節電に取り組めば、日本中の危険な原発は必要ないということ』と鎌仲さんは言っていました。
ドイツではすでに20%の節電に成功しているそうです。

・宇宙から夜の日本を見ると、都市部に煌々と明かりが点いてるのがわかるそうですが、こんなにも電気を使う私たちの生活が、地球の環境を取り返しのつかない所まで破壊しようとしています。
・そして、利益を受けている都市部の私たちのツケを、お金と国家権力で地方の人たちに押し付けている現実があります。

・本当に知らなければならない事を、私たちは知らされないでいる、そんな怖さを感じさせる映画でした。 たくさんの方にこの「六ヶ所村ラプソディー」を観ていただきたいと思います。