アースデイin調布2009

鎌仲ひとみ監督の「ぶんぶん通信」も上映されました

 久しぶりの太陽が一挙に夏を連れてきたような9日の土曜日、アースディin調布が開催されました。今年のテーマは≪続・「食の未来」−大切にしよう。私と生きものと地球≫。市役所前の広場には10を超す参加団体のテントが並び、フォルクローレ等の演奏や食べ物の美味しそうな匂いが漂い、ワクワクする空間ができていました。

調布ネットも「地産地消」の大切さを伝えるために、調布の地場野菜や農地の減少等についてパネル展示をしたり、調布市が作成した市内の野菜直売所マップを紹介したりしました。また、毎年恒例の国産無添加素材にこだわった「山菜炊き込みご飯」も好評で、お昼には完売しました。

このイベントの一環として、ドキュメンタリー映画で日本の原発政策の問題点等を伝える活動をしている鎌仲ひとみ監督のトークと、現在制作中の「ミツバチの羽音と地球の回転」の内容を報告する「ぶんぶん通信no.1」の上映会がありました。
 現在、山口県上関町で新たな原子力発電所の建設計画が進められていて、湾を埋め立て建設する予定地の真向かいには瀬戸内海に浮かぶ祝島があります。このあたりは良好な漁場で、それで暮らしを立てている祝島の人々は27年間建設に反対してきました。しかし、建設により電力会社から多額のお金が町に落とされることから、住民に十分な説明もないまま、町議会では計画に賛成する決定が行われました。鎌仲さんは日本の電力会社は政府の原発推進により、やりたい放題だと言います。
 環境先進国のスウェーデンでは、電力が自由化されていて、環境を汚さない電力を選ぶことができ、風力発電の協同購入等も行われています。また、公共交通はすべてバイオガスで、10年前よりごみ処理会社がバイオガスを生産しています。いろいろな分野で先端技術を持つ日本でなぜ、こうした取り組みが進まないのでしょうか?

「ミツバチの羽音」には「口コミ」の意味があるそうです。
マスコミが取り上げない、原発の事故や問題点、進んでいる世界の環境政策を伝え、それを知った人たちが口コミで広げることにより、今の経済優先で環境が後回しになる日本の現状を変え、持続可能な社会をつくって行こうと活動している鎌仲さんの作品をぜひ皆さんもご覧になってください。
※調布ネットでも、青森県六ヶ所村に2004年に完成した、原発の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場を取り上げた「六ヶ所ラプソディー」を観る会を予定しています。