議会報告・・1

 テーマその1 学校給食

 遅くなってしまいましたが、5月29日から6月11日まで開かれた、2009年度第2回定例会の報告をします。
 今回は2年間で変わる議会内の人事案件がありました。正副議長をはじめ、委員会の構成員もすべて変わりました。私は常任委員会は厚生委員会(その他には文教・建設・総務があります。前回は文教委員会でした。)になりました。高齢者・障がい者・子育てなど調布の社会福祉に関る委員会なので、しっかりと取り組んでいきます。

今回一般質問は「学校給食」と「保育ママ制度」の2点で行いました。
その内容を2回に分けて報告させていただきます。

(1)安全でおいしい学校給食を維持するために
①調布市では2006年に、自校と近隣中学の給食も作っている中学給食調理校9校の民間委託化方針を示し、現在5つの小学校で調理業務の民間委託が行われています。委託では、労働法に触れるために栄養士は調理業務に直接関って指示をすることができず、当日の献立は「指示書」という文書で、事前に調理責任者と打ち合わせをします。しかし、他の自治体の栄養士からはこの文書でしか指示できないことが委託の最大のデメリットだとの声もあります。以前は新しいメニューの時は調理員と相談しながらできたり、必要な時にそのつどコミュニケーションが図れていたのが、委託になってからはできなく、栄養士にとっても、調理員にとってもストレスを感じることになっているそうです。また、委託調理員が慣れた頃に変わってしまうということもあり、調布市ではこのような問題はないのか、また、3年間を経た民間委託をどう検証しているのか質問しました。
②今年3月に「調布市食育推進基本計画」が策定されましたが、給食を通した食育を市としてどう捉えているのか質問しました。
・滝坂小学校は、2007年から2年間食育モデル校になり、授業や給食を通しての体験活動から学ぶ実践をしたが、それをどう全学校に広げていくのか。
・中学校でこそ食育を。安全で体に良い食べ物を自分で選べる力、食べることを通じて生きる力を付けられる教育を。消費者教育にもつながるような組み立てをするべき。
・食育のためには、地場野菜を取り入れることや生産者、市民団体、NPOなどと連携することも重要。フードマイレージやバーチャルウォーターについて学ぶ機会を提供し、環境教育もするべき。
・野菜を育てる経験ができる学校農園を全校に。
③給食の地場野菜の利用は、各校の栄養士がそれぞれに、S&A(給食に野菜を提供する農業者組織)や近隣農家の協力を得て行っていますが、学校任せにせずに、市として利用を高めるために積極的な取り組みをするべきだと考えます。利用が高まれば、調布の貴重な農地の保全にもつながります。教育部と農政課の連携で農業者の声をよく聞き、話し合いを重ねて取り組むことについて見解を問いました。

質問に対しての市からの答弁は、地場野菜の利用については、利用を増やしていこうという市の姿勢が感じられませんでした。また、学校給食の民間委託の現状と課題については、市には民間委託について課題があるという認識はないという内容でした。生活者ネットワークでは、引き続きこれらの課題について点検していきます。

次の記事

議会報告・・2