いい川・いい川づくりワークショップに参加しました

野川流域連絡会の実践がグランプリ受賞!!

★「野川の奇跡」の発表
★「野川の奇跡」の発表
9月21日、22日、第2回いい川・いい川づくりワークショップが開催されました。このワークショップは7月7日の「川の日」の記念行事として、1998年にスタートした「川の日」ワークショップ全国大会から継続して行われています。
会場となった国立オリンピック記念青少年総合センターには、北海道から沖縄までの小中高校生も交えた50団体が集まり、それぞれの川や水環境での活動を発表しました。

野川流域連絡会では、都会の川でありながら、野川を守ろうという活動の結果、冬の朝に川霧が立ち込める自然環境であることを取り上げた「野川の奇跡」、「なっとく流量」」などそれぞれ別なテーマで4チーム参加しました。
私はその中の「野川ルール」(バックナンバーをご覧ください)で、野川流域連絡会生きもの分科会のメンバーと発表をし、熱い2日間を体験してきました。

1日めは、1チーム3分間での全体発表、1次選考の後、テーマ別に分かれ選考委員による質問・選考があり、テーマごとに2〜3チームが2次選考を通過しました。夕方から開催された懇親会ではそれぞれの地域の特産物や地酒も並び、和やかな中、敗者復活の戦いが繰り広げられました。
2日めは、6人のコメンテーターによる公開討論・選考を繰り返してチームを絞っていくことを通して、いい川とは?いい川づくりとは?を会場全体で考える進め方で行われました。

そして最終選考で、市民と行政の協働での湧水の水みちづくりを20数年続けてきた歴史とその運営力、川を通して人と人・地域をつなぐ「野川ルール」や生きもの観察会の活動など、それを総合したところに美しい風景があることが評価され、「野川の奇跡」がグランプリを受賞しました。 

小中高校生の発表も質が高く、タイワンシジミなどの外来生物の調査をした神奈川県の高校生物部、宮城県五部湾内で海草・魚介類が減少する磯がれの調査と藻場の回復活動や、地元の漁師さんたちへの啓蒙活動を全校で取り組んでいる中学生、井戸や、田の神に鏡もちをお供えしたり、地域に伝わる「花笠踊り」が雨乞いの踊りだったという水文化について聞き取り調査をした滋賀県の小学生などが準グランプリを受賞しました。
 
地球上の水をペットボトル1本分(500ml)とすると、人が利用できる水は、なんとわずか4cc、小さじ1杯にも満たない量です。未来は世界中で石油のように、水の奪い合いになるとも言われています。だからこそ、今身近にある水環境を守っていくことが大切なんですね。日本中の様々な地域で、人がつながり合いながら、真剣に、そして楽しみながら水と関る活動をしていることに希望を貰えた2日間でした。