安全第一!!

飛行場等特別委員会行政視察報告

1月20日に大阪八尾空港を視察し、翌21日は八尾市議会で政策推進課職員の方々から八尾空港とのかかわりについてお聞ききしました。
 
 八尾空港は調布飛行場同様、周辺は密集した市街地の中にあり、約70haの敷地に1,49kmと1,2kmの2本の滑走路を持っています。(調布飛行場は39haで800mの滑走路) 定期便の就航は無く、航空写真や取材報道などを行う民間航空会社が使用するほか、陸上自衛隊、大阪府警察航空隊、消防航空隊が常駐し、災害発生時の援助基地としての役割りを担っています。平成7年の阪神・淡路大震災の発生時はその後1ヶ月間で救難ヘリコプター約7000機が離着陸し救援活動の拠点となりました。
 その実践から、平成15年には空港隣接地に、大阪府中部広域防災拠点が整備され、平常時には住民が活用できるように、備蓄倉庫の一部を体育館として、またヘリポートを「憩いの広場」として開放しています。
 
 平成18年からは小型ジェット機の使用が開始され、操縦訓練も行われているため、騒音は大きいと思われますが、騒音対策は自衛隊からの補助金で近隣の小中学校に対応しているのみで、調布市では行っている一般住宅にはなされていないということでした。
平成20年には、セスナが空港周辺の一般道に不時着する事故があり、周辺住民からは、安全に対する心配の声や、騒音に対する相談が市に寄せられています。しかし、八尾市では八尾空港、自衛隊に対して要望は適宜行っていますが、国土交通省との協定・覚書は交わしていません。安全を徹底するための働きかけ、騒音対策に関しては調布市のほうが進んでいるのではと感じました。
 
しかし、平成24年完成を目指し、府立高校跡地を防災公園とし、そこでの避難訓練、医療との連携訓練、避難施設の運営訓練なども行っていく予定とのことで、大震災を経験しているからこその取り組みは調布市でも参考にするべきだと思います。
 
 飛行場は周辺住民にしてみれば、危険と騒音を伴う迷惑施設です。調布飛行場でも昨年、セスナ機による滑走路のオーバーラン事故がありました。これからも、市としては安全性の徹底と住民の生活環境への配慮を第一に、東京都に協定書の遵守を働きかけて行かなければなりません。

 ※調布市では平成17年半ばから平成20年まで、騒音被害地域の全戸を対象に防音二重サッシ、エアコンの助成を行いました。また、「東京都調布離発着場の整備及び管理運営に関する覚書(協定書)」を東京都港湾局長と調布市長の間で締結し、運用、協議報告事項について取り決めています。