【議会質問】高齢になっても、障がいを持っても散歩ができるまちづくりを

第4回定例議会 一般質問報告

途中から道幅が狭まった道路の例をあげ、バリアフリーのまちづくりを求める
途中から道幅が狭まった道路の例をあげ、バリアフリーのまちづくりを求める
 
 高齢者や障がいを持った方にとって、散歩は閉じこもりを防ぎ、介護予防や人と人をつなぐ機会でもあります。散歩のしやすいまちにするため、生活者ネットがおこなった「トイレ実態調査」をもとに、質問しました。

①市の屋外トイレに「だれでもトイレ」設置を進めるための改修計画を
 高齢者や障がいのある方にとっては気軽に使える清潔で安全なトイレがあることが外出時の絶対条件です。現在市の屋外トイレは33ヶ所。生活者ネットが今年行ったトイレ調査では、掃除が行き届きお花が飾られているトイレもあれば、離れたところから臭気が漂う所も。車いす利用者などが利用し易い「だれでもトイレ」があるのは15ヶ所で半数にも満たない状況です。和式便器のみは18ヶ所で、車イスの方や膝を曲げにくくなった高齢者は使えません。そこで、清掃の状況や改修計画を作ることについて聞きました。
 答弁)トイレによって清掃回数が違い、例えば調布駅南のトイレは1日2回、深大寺バス停近くのトイレは月4回で年末年始、ゴールデンウィークは回数増。改修計画については、現在行っている公園遊具の調査の後、公園設備などの調査を実施しトイレを含む改修計画を作成していきたい。
②ベンチの設置を
 バス停や、買い物に出かける商業地域周辺、また病院への道沿いなど、高齢者や障がい者の方が多く利用する歩道に、ベンチの設置を進めることを求めました。
 答弁>今後ますます必要。交通バリアフリー基本計画の重点整備地区内の特定経路(国領・布田・調布を結ぶ地域)を中心に歩行者の支障にならない形態のベンチの設置を検討。

③安心お出かけマップを市民との協働で
 だれでもトイレの位置や、車イスでも安全な道など、散歩に適したマップ作りを障がい者や高齢者を入れた市民との協働で作るべき。
 答弁>マップの有効性は十分認識。マップ作成を障がい者や高齢者と協働して現地調査を実施することは、トイレの形態や出口の形状など、障がい者にとっての社会的障壁とは何かという気付きにもつながる。作成は、京王線立体交差事業完了時期に合わせて、社会福祉協議会と具体的に協議、検討していく。

④散歩の介助について
○介護保険での散歩の同行
 介護保険でのヘルパーの散歩の同行については、2008年12月に政府が国会で「認める」という答弁をしていますが、介護の現場では最初から無理と思っていたり、どういう場合に使えるかあいまいなことや、「不正請求」として給付費の返還を迫られる可能性も考えると、介護事業者としてはケアプランに入れられないという声を聞きます。介護保険での散歩の同行についての市の見解を問いました。
 答弁>「閉じこもりがちな利用者に、将来デイサービスを利用することを目標として設定する場合には認められる」などの表現による他市の説明も参考にし、周知について検討。 

○散歩の介助をボランティアで
 病院の送迎など、必要に迫られた外出支援だけではなく、散歩の介助を地域の個人や団体のボランティアが担っていく仕組みを作りだすことは、閉じこもりの解消や地域での助け合いの関係を作っていくうえでも有効です。ボランティア活動を拡充していくためにも、市と市民活動支援センター両方のホームページでのボランティア情報をわかりやすく改善していくことを求めました。
 答弁>市民活動支援センターのホームページのボランティア情報をより見やすく、わかりやすく改善するとともに、市のホームページも検討する。企業や学校での研修支援を行うことにより、ボランティア登録団体や個人登録者数を増加させ、支援が必要な人と、行う人が出会える場が多くなるように支援していく。