青少年の居場所 キートスが、つつじヶ丘駅前にお引っ越し!

NPO法人 青少年の居場所Kiitos代表の白旗さんと、横笛のチャリティーコンサートの会場で。

 核家族化や経済状況の悪化が進み、家庭が子どもが安心できる場所として充分に機能しなかったり、社会との関わりに困難を感じる若者が増えてきています。
 そんな生きにくさ抱える中学生以上からの子どもと若者にとって、ほっとできる居場所になっているのが Kiitos(キートス)です。

 2010年10月に小島町で開設してから、子ども家庭支援センターや学校からの紹介もあって、利用者は増加の一途をたどり、2年間で約160人もの青少年が登録し、一日平均で15人、時には座る場所もないぐらいの大人数になることもありました。

 子どもたちが、落ち着ついてじっくり話ができたり、勉強に集中できたり、気兼ねなく楽器がひけたりできるように、もっと広いスペースが欲しいという、代表の白旗さんやスタッフの皆さんの願いが実り、今年の10月に、つつじヶ丘北口の駅前へのお引越しとなりました。

 先日お邪魔して来ましたが、駅から見えるラーメン屋さんの3階という、とってもわかりやすい場所です。中は、みんなが思い思いのところでくつろげる、ひろいお部屋とキッチン、そして、落ち着く一室もありました。

Kiitosの玄関。お部屋の大きな窓からは、つつじヶ丘駅前が一望できます。

 

 Kiitosが利用者にとってどんな場所かがよく表れている、「Kiitosだより」に記載されている若者の声を紹介します。

19歳 Hさん
 Q) Kiitosにいきたいと思うときは、どんな時?
辛い時や、悩みがある時。またKiitosに来ている後輩が心配。後輩の力になりたいと思う。誰かの力になりたい。家族や兄弟みたいに思ってしまう。(中略) 悩みがある時は、誰かに相談するというより、誰かにそばにいてほしいと思う。
悩みの相談は友達にする。それでも解決しないときは白旗さん。
Q)  Kiitosのいいところは?
 ご飯がたべられること。色んな人に出会えること。

 Kiitosでは、一緒にご飯を食べることを大切にしています。私が訪れた日には、開設当時からの利用者メンバのーお誕生会をすると、みんなが集まってきていました。中には、ここで生まれて初めてお誕生日のお祝いをしてもらって、「生まれてきてよかった」と、明るさを取り戻していった人もいるということです。

 人は人と信頼感を持ってつながれる事で、生きている実感をつかんでいけるんだと思います。
Kiitos は、家庭的な役割も果たしながら、子どもと若者が本来持っている力を回復していける場になっています。また、今年から学校に行っていない中学生以上の若者のための学習支援もしています。
 ●水曜日は、14時〜17時 教育会館で、
 ●土曜日は 15時〜17時  Kiitos で
基礎学力、高卒認定試験の学習を個人指導により、無料で行っています。
詳しくはKiitosのお知らせで 

調布の未来を担う、子どもと若者のために日々尽力してくださっている白旗さん、スタッフの皆さんには本当に頭の下がる思いです。  Kiitosでは、活動資金の一部に充てるために、素敵なチャリティーコンサートを開催しています。ぜひ皆さんも足を運んでみてください。