災害時には消火栓から応急給水 〜水の確保は大丈夫?〜

 災害時の飲料水確保のため、消火栓から応急給水する訓練があり、見学してきました。災害時には飲料水、生活用水として水の確保が大きな課題となります。 

たづくり西館西側に建設中の災害時給水施設

 調布市では、飲料水は東京都水道局との連携により,市内3箇所(仙川、上石原、深大寺)浄水所での応急給水体制が図られることになっています。そして、もう一ヶ所、現在、来年3月の完成を目指して、たづくり西館横に災害時給水施設が建設中です。
 この給水施設は、通常は水道水として、1日30tの地下水を汲み上げ、災害時には1日に200t、6万7千人分の飲料水を供給することが可能になります。

 

 21日に行われた市職員による訓練は、たづくり北側にある消火栓からの水を、複数の取水口のついたスタンドパイプにつなげ、給水するというものでした。試薬による残留塩素の検査などもある一連の流れを訓練していました。消火栓は市内には多数ありますから、

たづくり北側の給水栓から

給水所から離れた地域ではこのような給水ポイントができれば、助かります。

スタンドパイプにつなげて給水します

 現在、消火栓からの給水用具は8セットありますが、問題は、これが使えるのは断水していない場合だけです。
 
  各避難所では、ペットボトルの飲料水の備蓄や、小中学校のプールの水をろ過して飲めるようにする「ろ水機」も配備されていますが、やはり、災害の規模によっては行政側の用意だけでは足りなくなる可能性もあります。自分の身を守る自助として、どうしても必要となる水とトイレ(家庭用の簡易的なもの)の各家庭での備蓄は重要です。

 生活用水に関しては、生活者ネットワークは各避難所での防災井戸の必要性を訴え、全小中学校と大町スポーツ施設の29ヶ所に設置されています。ご自宅の近くの学校のどこにあるのか、日ごろからチェックしておいていただければと思います。