都議補選北多摩3区 ドゥマンジュ恭子都政への提案 介護者を支えるケアラー支援条例をつくる

世界が予期しなかった新型コロナ感染症の流行で、市民生活に大きな変化が押し寄せています。経済への打撃も深刻を極めており、解決しなければならない政治問題となっています。ですが、それだけではありません。日本の首都であり、日本経済をけん引してきた東京ですが、この東京は、同時に、私たち市民が日々の暮らしを営む「生活のまち」でもあります。

新型コロナ感染拡大のなか、介護の問題が置き去りにされている

例えば介護の問題。介護を必要とする実態は変わらないのに、新型コロナ感染症拡大で、「介護ヘルパーの訪問が減ってしまっている」「デイサービスがお休みになってしまった」など様々な困難が一気に押し寄せ、当事者だけでなく家族の負担も増えています。「介護をしている私(自分)が感染してしまったら誰が面倒をみてくれるだろう」「介護サービスが減って、このままでは仕事との両立がおぼつかない」など、切実な声が支援団体や生活者ネットワークにも寄せられています。

そして、頼みの綱の介護事業者の側も、感染防止対策への責任と感染リスクのなかで辞める人が増えているという厳しい現実に直面しています。

介護・看病・療育…家族や近親者を無償でケアする人=ケアラー=が増え続けている

グループホーム、小規模多機能型居宅介護とそのサテライトを中心に、地域のお年寄りを巻き込みながら、高齢者の自立支援・認知症ケアに取り組んでいる、神奈川県藤沢市の介護事業所「あおいけあ」を見学

家族を介護する人、これを「ケアラー」と呼びます。介護・看病・療育・世話・心身に不調のある人への気づかいなど、ケアの必要な家族や近親者・友人・知人などを無償でケアする人とされるように、ケアラーの状況は実に様々です。なかでも、いま、最も多いのが、夫婦のあいだでの老老介護。介護する人の7割以上が70歳以上というデータもあります。次に多いのが実の子どもによる介護。また、夫が妻を介護する、息子が親御さんを介護するなど、男性介護も全体の3割を超え増え続けています。

さらには、仕事をしながらの介護、子育てをしながらの介護、というようなダブルケアの問題。10代20代でおじいちゃんおばあちゃんの介護をしなければならない、そのために就学などが困難というヤングケアラーの問題も、現実のものとなっています。「介護をしているのはお嫁さん」という図式はとうの昔の話なのです。

このような、待ったなしの社会問題を解決に導くのが政治の仕事です。しかし、こうしたケアラーの実態や生活実感が今の都

「あおいけあ」スタッフルームに掲げられていた教え

議会にあるでしょうか? 答えはNOです。政治だけやってきた人には、こうした一人ひとりの暮らしは見えないのです。私・ドゥマンジュ恭子は、政治に政党の論理でなく、こうした暮らしの実感こそを持ち込みたい! 本来「政治は生活の道具」なのだから! と考えています。

社会のセーフティネットの一つに「介護保険制度」があります。本来であれば介護が必要になっても、高齢者が安心して暮らし続けるためにできたはずの制度ですが、まだまだケアラーへの負担は重く、生活者ネットワークが求め続けてきた「介護は社会のしごと」とはとおく、むしろ家族頼みになってしまっています。介護保険サービスの利用者負担増や保険給付削減などコロナ以前からの課題が、予期せぬパンデミックを引き金にいま、さらに大きくなって噴出しているのです。

東京都に「ケアラー支援条例」をつくる!

介護の問題解決のために、今、実現しなければならないこと、それがケアラー支援の充実。以下の3つの支援策の実現です。

1.訪問介護と医療が連携し、ケアラーとともにチームで高齢者を見守る体制を充実。まず、新型コロナ感染症で疲弊した介護事業者と医療機関を東京都がしっかり支援する。

2.高齢者自身やケアラーが、地域でほっとできる居場所や買い物支援サービスなど、介護保険による給付だけでない地域のたすけあい事業を東京都が支援する。現在は「密を避ける」「消毒を徹底する」などコロナ対策をしっかりと行ったうえで、高齢者と介護者が家にこもりきりにならない事業や、孤立しないためのきめ細かな情報発信ができるよう、東京都が支援していく。

3.以上のケアラー支援の充実のための人材育成、民間団体支援、この調布市・狛江市を含めた東京都内の基礎自治体への財政支援を位置付けた「東京都ケアラー支援条例」をつくる(全国初!埼玉県でケアラー支援条例が実現:今年3月)。

東京都は、2025年には326万人が65歳以上となる超高齢社会を迎えます。介護が必要となった高齢者を支えるケアラーを支援していくこと、それは、東京を元気にしていくことにつながる重要な課題です。介護施設を増やすだけでは問題は解決しません。

いまこそ東京を生活のまちに! 都政に生活者の声を届け、少子高齢社会を、世代を超えてつながり共生する社会にしていくために、私・ドゥマンジュ恭子は、東京都に「ケアラー支援条例」を実現します。
みなさまのご意見を、私・ドゥマンジュ恭子にお寄せください。